日米同時公開ということで話題になっている「アイ・アム・レジェンド」を見てきた。
初めてこの映画を知ったのはトランスフォーマーを見に行った時のCMだったと思う。
ウィル・スミス主演、無人のニューヨーク…この時はまだどんな内容なのかもわからず、非常に興味をそそられた。
公開が近づくにつれて、人類が絶滅し人類最後の男となったウィル・スミスが孤独にサバイバル生活で生き延び、得体の知れない生物と遭遇するようなものだと思っていた。そう、まさかゾンビ映画だとは思いもしなかったのである。
で、ようやく見てきたわけだが、宣伝でかなり騙している、というより全容がほとんど伝えきれていない。
ゾンビ映画というとほとんどがB級だが、これはかなり大掛かりな宣伝をしているところを見ると大作として扱われてるようだ。
主演がウィル・スミスではなく、無名のアクション俳優だったら確実にB級。
そして何度も言っておくが、これはゾンビ映画である。

ツタヤではよくアニメや映画のレンタルに利用させてもらっている。
もちろんことながら今話題の大作から誰も知らないようなB級ですらない作品も置いてある。
そして大作には必ず、どう見てもパクリにしか見えないような低予算E級映画存在する。
それらの売り文句は「○○(パクった作品)を超えた!」とかいうものであり、例えば「パイレーツ・オブ・○○」、「○○ワールド」といういかにも狙って作りましたって感じのタイトル。
今回見つけたのは今年のヒット作である「トランスフォーマー」のパクリ。タイトルは「トランスモーファー」である。


その作品に出会ったとき、時間が止まったかと思うと次の瞬間には吹き出してしまった。
傍から見るとおかしな人に見えるかもしれないので必死にこらえたが、このタイトルはないだろう(笑)
トランスモーファーって。しかもパッケージがコンボイっぽい感じで何も知らない人だと騙されて借りてしまいそう。
見たくなったが、確実に時間を無駄にしそうなので、気が向いたときに借りてみるとする。
しかし恐ろしいことにこれがツタヤのおすすめ作品になっているとは(笑)
いやいや、ツタヤさん、いくら金儲けとはいえ騙しちゃいけませんよ。

Crysis

ようやく来ましたよクライシス。
日本語版は完全吹き替え。北朝鮮兵まで丁寧な日本語を喋ります。
そしてデモを遥かに超える重さ。FPSが10くらいに落ち込むことも多々。しかも難易度も高く、同じところで死にまくり。
吹き替え声優はどこかで聞いたことがあるような声ばかりだが、その中でもアメリカ軍司令官役で若本さんが出ていたのには吹いた。
ちなみにいつものような変人みたいな喋り方ではないので誤解しないように。

Soldier of:Fortune Pay Back


掲示板では散々にこき下ろされていたが、結局買ってしまった。だが後悔はしていない。
CDkeyが存在しないとかデベロッパがチェイサーを作ったCAULDRONとか、購入前からなにやらクソゲーっぽさが漂っていた。
それでもSoFという名前に騙されて購入に踏み切ってしまえるのはFPSユーザーとしての本能だろうか。


グラフィックはなかなか綺麗だ。サウンドも重低音が効いて銃を撃つことに爽快感を感じられる。
問題は敵AIだ。CoDスクリプト満載だったが、過剰な演出でやらされてる感は薄らいだ。PBは違う。誰もいなかったはずの小屋から急に敵が出現するのである。その度に殺されやり直すただの憶えゲーだ。クイックセーブもなく、チェックポイントのタイミングも悪いため同じところを何回もやらされる羽目になる。まるでチェイサーをやっているようだ。
そしてSoFといったら残虐シーンであるが、PBでは残虐というよりコメディ。数発の弾丸で腕がポロリ、足がポロリ。
最初は楽しめるがすぐに飽きる。対戦車ライフルじゃあるまいし、ハンドガン程度で腕千切れるってほんともう豆腐としか思えない。
ラグドールも壊滅的で、室内で殺すとありえない方向へ死体が飛んでいく。天井や壁に人間の死体が挟まるというホラーな世界である。
少し厳し目に書いてしまったが、爽快感はあるし単純なランボーゲー好きには楽しめる。
ただステージも5つしかないし、この出来なら割れでもいいかもと思ってしまった。5980円では高すぎる。

Soldier of Fortune:Pay Back

外人のレビューによるととんでもない地雷ゲーらしい。
所詮バリューソフトだし仕方ないと言えばそれまでだが、どうやったらSoFをクソゲーにできるのか理解しがたい。
あのSoFが!テロリストに生きる資格なしと言わんばかりの過激な暴力表現で当時はハマりまくったSoFが!ここまで落ちぶれる姿なんて見たくない。
ポジティブにいこう。そうだ、バリューソフトなんだ。開発はチェイサー作った中規模デベロッパだから散々な評価でも仕方ないんだ。
これが正式な「3」であるはずがないんだ。

ボーン・アルティメイタム

ジェイソン・ボーン”シリーズついに完結。
今回も派手な格闘あり、カーチェイスありで見所満載。
ブレまくりで酔いそうになるカメラワークも相変わらず。
そして「ボーン・アイデンティティー」に比べると太りすぎだよマット。

Call of Duty 4

シングルモードクリア。なんという短さ。実質8時間ほどしかプレイしてない。
元々CoDシリーズは短いけど今回は特に短く感じた。しかしその中身はすごく濃い。1本の戦争映画を見ているような感覚。あっという間に過ぎていく2時間。わかるでしょ?そういう感覚。
僕はWW2の方が歴史上に存在した大きな戦争を体験しているんだなって感じが好きでCoDシリーズはその中でもお気に入りだった。
逆に現代戦というと中東が絡んできてテロという思想やアメリカによる世界支配みたいなものが見えてきていまいち善悪がわかりづらくてあんまり興味がなかった。
そういうものを払拭できるゲームであるともいえる。
2010年という架空の世界が舞台であってもしっかり作りこまれた演出力は流石Infinity Wardと褒め称えたい。