Painkiller

Painkiller・・・鎮痛剤、所謂痛み止め。そして2004年にリリースされたFPSのタイトル。
お気に入りのFPSを3つ挙げろと言われたら一つはF.E.A.R.、そして二つ目にはこのPainkillerを挙げたい。

ストーリー
主人公のダニエル=カーナーは、不慮の事故でこの世を去った。しかし、彼には天国の門は開かれなかった。
途方に暮れる彼の前に、天使が降り立ち、ある条件を告げる。
”天国と地獄の狭間に存在する、混沌とした世界に巣食う悪魔達を滅ぼせ。”
それだけが、天国へ行く唯一の方法だった。
天国への道を求め、彼は決意する・・・



『おまえら、まとめて昇天させてやるぜ!』


この取って付けたようなストーリーを軸に5つの世界を旅することになる。
ゴシック調の美しい教会から近代を思わせる工場などバラエティに富んだマップ、悪く言えば全く統一感のない世界。
古き良き時代を思わせるスポーツ系のアクション、爽快な破壊力を持つ奇抜な武器、妙に世界観に合ってない馬鹿丸出しのクリーチャー。
これらの要素が瞬く間に私をゲームの世界に連れ込んだ。
敵が出現するとヘヴィーメタル調のミュージックがガンガン鳴り響き、こっちは既に興奮状態。どこからでもかかってこい、相手になってやるぜ。湧き出る雑魚にありったけのショットガンを撃ち込み血路を開く。すべての敵を蹴散らせば、広場一面クリーチャーの血の海。
各チャプターの最後には巨大ボスが待ち受ける。その巨大さにはディスプレイ越しですら威圧感を受ける。凄まじいくらいの巨大さだ。手持ちの弾薬を使い切るつもりでぶちのめせ。アドレナリンが火山のように噴火する。
既に発売から3年が経過したが古臭さは感じないグラフィックも素晴らしい。
Serious Samとは似ているがかなり異なる爽快系ゲームである。