Operation Flashpoint

Game of the Year Editionという本編+拡張版2つセットのお買い得版。
「冷戦中に戦闘が起きたら」というifのストーリーを軸に、とある架空の孤島が舞台。
発売してから既に6年が経過。
今見ると酷く汚いグラフィック、解像度の低さが目立つ。
それでも数キロメートルに及ぶ広大なマップを描写しているせいか、高性能PCですら最高設定は厳しいという一面を持つ。
肝心のゲームスタイルだが、痛いくらいにミリタリーシミュレーション。
ランボープレイなんてやったら即死は確実。
常にリーダーについて行き、ラジオによって敵の確認報告から攻撃支持までを受ける。
数百メートル離れたところから銃弾が飛んでくるが敵の姿は見えない。
どこにいるかすらわからない敵の銃弾に怯えながら匍匐前進で少しづつ距離を縮めていく。
リーダー「12時方向に敵を確認、撃て!」
…見えません。
数秒後ようやくドットにしか見えない敵兵士らしきものを確認、しかしそれはすでに冷たくなっていた…。
まだ最初の3ステージだが自分で殺害した敵兵士がいるのかどうかすらわからない状況。
だがこれぞリアルな戦場と思わせるほどの高いタクティカルコンバットが体感できる。
そう、プレーヤーはただの一兵士に過ぎないのだ。