F〜ファナティック〜

eckstein2007-02-06

ようやく100%クリア完了。
それにしても長かった。
死人は当たり前の鬱エンドに耐え、ついに辿り着いたグランドフィナーレ。
全員幸せになるという今までの苦労を労ってくれる素晴らしいものでした。
でもお約束通り人は死んでますけどね。
ほとんどプレイしたことがない恋愛アドベンチャーゲーム。いつもゴテゴテしたおっさんやモンスター相手にマシンガンを連射するゲームばかりやっている私にとっては良い暇潰しになってくれた。
しかしながら純粋な恋愛ADVかというと、少し違うかもしれない。
恋愛要素薄いし、どちらかといえばミステリーアドベンチャーって感じでした。
前の日記でも述べたとおり、美少女といちゃいちゃするゲームだと思うと肩透かしを食らいます。
死人、オカルト、鬱、これらに耐えられる方はどうぞ。
ちなみにそういった要素を抜きにしても、ギャルゲー分野未開拓の人には十分オススメできますよ。


ここで細かいところを大まかに、そして主観による偏ったレビューを。
ストーリー
とりあえずアドベンチャーというとストーリーは大事ですよね。
舞台は19世紀の英国、倫敦(ロンドン)ということですが、雰囲気は結構良かったと思います。
当時のロンドンがどんな感じなのかは調べてないのでわかりませんが、少なくともプレイしていて変に感じることはありませんでした。
これに切り裂きジャックを追いながら深い謎を追うというストーリーです。
キャラクター
これもかなり重要ですね。
絵は人によって好き嫌いが分かれますが、私は結構好みでした。
女性キャラが結構多いですね。
朝起こしてくれる幼馴染や「お兄ちゃん」と呼んでくる妹とかこういうゲームの王道みたいな感じで。
未亡人の大家さんとか中国人メイドも良かった。
まあ俺のお気に入りは毎回血まみれで登場するフランなんですがね。
男性キャラにはヴァン・ヘルシング博士やモロー博士といった聞いたことがある人物が出てきます。
声優さんも結構良かったですね。一部の男性キャラ抜かして。
女性声優で予算を使い切ってしまったのか、一人で何人もこなしてるみたいだし。
ヘルシング博士は声に張りがあって違和感はあまり感じませんでしたが。
システム
主人公の行動は予め用意された選択肢の中から選んで行動するよくある恋愛ADVですね。
このゲームは1周するごとに選択肢が増えるので、ループプレイが必然となります。
1周での選択肢は20個程度なので、かなり長い間文章を読まされる時があり、それが面倒に感じました。
何杯コーヒーを啜ったことか。


まあこんなもんですかね。
総合的にはA-ってところ?興味があるかたはご購入されてみてはいかがでしょうか。